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障害福祉サービスの質向上を目指し、運営指導・監査の強化や研修見直し、指定制度の改善など包括的な体制整備が進められている。
障害福祉 サービスの質の確保に向け、国は運営指導・監査体制の見直しを進めている。近年、事業所数、とりわけ営利法人の参入が急増する中で、不正請求や不適切な支援といった事例も発生しており、利用者が安心してサービスを受けられる環境整備が急務となっている。現状では、都道府県等による運営指導の実施率が全国平均16.5%にとどまるなど、十分なチェック体制が整っているとは言い難い状況にある。
こうした課題を踏まえ、今後は指導頻度の引き上げや、全国共通の運営指導・監査マニュアルの整備が進められる予定である。
また、研修の在り方も見直され、従来のオンライン講義中心から、実践報告やグループワークを取り入れた内容へと転換し、職員や事業者の理解促進と参加率の向上が図られる。
さらに、大規模法人に対しては書面検査の導入や実地検査の拡充により、業務管理体制の把握を強化する方針だ。加えて、事業者指定の段階においてもガイ ドライン整備や意見申出制度の活用により、サービスの質を担保する仕組みづくりが進められている。これらの取組を通じて、障害のある人々が安心して利用できる、持続可能で信頼性の高い福祉サービスの実現が期待されている。

出典:社会保障審議会障害者部会(第156回)令和8年6月5日
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73370.html
PDF:https://www.mhlw.go.jp/content/12201000/001702863.pdf
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