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栄養士の人材不足が続く中、厚生労働省は社会人の学び直しを促進するため、栄養士養成施設の夜間部設置を認める方向で検討を進めている。
厚生労働省の専門委員会では、栄養士養成を取り巻く現状と今後の制度見直しについて議論が行われた。近年、管理栄養士の就業者数が増加傾向にある一方で、栄養士養成施設の卒業者数や栄養士関連業務への就職者数は減少しており、2016年から2025年にかけて就職者数は半減している。しかし、栄養士の有効求人倍率は約4倍で推移しており、現場では引き続き人材確保が課題となっている。
こうした状況を踏まえ、社会人を含む幅広い人材が学びやすい環境整備が求められている。国の調査では、学び直しを促進するために「土日祝日や夜間の開講時間への配慮」を求める声が多く、栄養士養成施設にも夜間課程へのニーズが寄せられている。現在、栄養士養成施設では夜間部や通信制課程の設置が認められていないが、他の医療関係職種では夜間部を設けている例も少なくない。
委員会では、栄養士確保に向けた方策として夜間部の導入を認める方向で制度改正を進める案が示された。一方で、校外実習の実施方法や教員の勤務体制などへの配慮が必要とされている。通信制については教育の質を担保する観点から慎重な検討を継続する方針だ。今後は2026年度中の制度改正を経て、2028年度から夜間部の開設を目指すスケジュールが示されている。

出典:第1回 栄養・食生活に関する専門委員会 令和8年7月21日
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74730.html
PDF:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001725777.pdf
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