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健康保険法改正により、負担と給付の公平性向上や医療の持続可能性確保、子育て支援や医療提供体制の強化が図られる。
本記事では、令和8年に成立した「健康保険法等の一部を改正する法律」の概要について解説する。本改正は、将来にわたって持続可能な医療保険制度を構築するため、給付と負担のバランスを見直し、公平性と効率性の向上を図ることを目的としている。
具体的には、市販薬との代替性が高い医薬品の一部を保険給付の対象外とする仕組みの導入や、後期高齢者医療制度において金融所得を保険料算定に反映させる制度の整備などが盛り込まれている。
また、少子化対策や子育て支援の観点から、出産にかかる費用の給付体系の見直しや妊婦健診の負担軽減、子どもの均等割保険料の軽減対象拡大など、次世代支援の充実も図られている。さらに、現役世代の健康づくりの強化や、高額療養費制度における配慮事項の明確化を通じて、必要な医療へのアクセス確保にも配慮がなされている。
加えて、医療機関における業務効率化や勤務環境改善を支援する仕組みの創設など、医療提供体制の質の向上に向けた施策も講じられている。これらの取り組みを通じ、国民皆保険制度を維持しながら、安心して医療を受けられる持続可能な社会の実現が期待されている。

出典:第128回社会保障審議会医療部会 令和8年6月17日
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73902.html
PDF:https://www.mhlw.go.jp/content/10801000/001712399.pdf
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