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人口減少が進む地域では外来医療の確保が難しくなっている。診療所の閉鎖や医師不足により、地域住民の受診先が限られる中、へき地医療拠点病院でない近隣病院からの医師派遣に依存するケースも多い。
派遣元となる病院自体も人員不足を抱えており、派遣回数の維持すら困難になる状況が生じている。こうした地域では、医師派遣や巡回診療、オンライン診療(D to P with N/D to P with D)を組み合わせて外来診療を支える体制づくりが欠かせない。
特に、診療所に常駐医師がいない時間帯にオンライン診療を活用することや、看護師が訪問した際に医師が遠隔で診察する仕組みは、医療資源が乏しい地域における有効な手段とされる。
また、患者の高齢化が進む地域では、通院手段の確保も課題であり、自治体によるデマンド交通や補助金などの支援が医療体制維持に重要な役割を果たす。
人口の少ない地域の外来医療を守るためには、地域の状況に応じた多様な診療支援を柔軟に組み合わせるとともに、緊急時に対応可能な医療機関との連携を強化することが求められている。


出典:中央社会保険医療協議会 総会(第631回)令和7年11月28日
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67716.html
PDF:https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001600993.pdf
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