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マイナ保険証は利用率68%まで拡大し、医療機関全体で定着が進行。診療・薬剤情報の共有も進み、医療DXの基盤として重要性が高まっている。
厚生労働省の報告によると、 マイナ保険証の利用は着実に拡大している。
令和8年4月時点では、医療機関や薬局での利用件数は総計約1億7,000万件に達し、利用率は68.15%となった。病院、診療所、歯科、薬局などすべての医療分野で利用が進んでおり、従来の資格確認書と比べてもマイナンバーカードの活用が主流となりつつある。
また、保険制度別に見ても利用登録率は全体平均で75.8%に達し、いずれの制度でも7割を超えている。こうした背景には、オンライン資格確認の普及や、薬剤・診療情報の共有といった利便性の向上がある。実際に、診療情報や薬剤情報の閲覧件数も増加しており、医療の質向上や効率化への寄与が期待されている。
さらに、施設ごとの利用率も上昇している。利用率10%未満の施設は大幅に減少する一方で、30%以上 の施設の割合は9割を超えており、現場での定着が進んでいることがうかがえる。マイナ保険証は単なる本人確認手段にとどまらず、医療DXを支える基盤として重要性を高めている。今後もさらなる利用促進とともに、患者・医療機関双方にとって使いやすい環境整備が求められる。


出典:第212回社会保障審議会医療保険部会 令和8年6月18日
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73929.html
PDF:https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001712851.pdf
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