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スマートフォン対応や次世代カードリーダーの導入により利便性が向上。制度移行も進み、マイナ保険証は医療のデジタル化を支える中心的存在となる。
マイナ保険証の利用拡大に合わせて、利便性向上に向けた取り組みも進んでいる。
その一つが、スマートフォンによる利用対応だ。現在では約12万の医療機関・薬局でスマートフォンによる受付が可能となり、マイナンバーカード機能の搭載件数は800万件規模に拡大している。訪問診療や訪問看護の現場でも活用が進み、利用シーンは着実に広がっている。
こうした動きを支えるのが、第2世代の顔認証付きカードリーダーである。
令和8年度から順次販売が開始され、スマートフォンの読み取りに単体で対応できるほか、音声案内機能や顔認証精度の向上など、操作性と利便性が大きく改善されている。
これにより高齢者や視覚障害者を含む幅広い利用者に配慮した設計が実現される。
また、政府は導入費用の一部補助や周知活動を通じて普及を後押ししている。
従来の保険証の暫定的な取り扱いも期限を迎え、マイナ保険証への移行は本格的な段階に入った。こうした政策と技術の両面からの取り組みにより、医療現場のデジタル化はさらに加速していく。今後は、より安全で円滑な医療サービス提供に向けた基盤として、その役割が一層重要になるだろう。



出典:第212回社会保障審議会医療保険部会 令和8年6月18日
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